股関節はトラブルが起こりやすい関節

股関節は、体の中心で大きな動きを担う関節です。

・歩く
・立つ
・座る
・走る

日常生活からスポーツまで幅広く使われるため、負担がかかりやすく、さまざまなトラブルが起こりやすい部位でもあります。

「なんとなく違和感がある」という状態も、実はトラブルのサインかもしれません。


股関節のよくあるケガ・トラブル

■① 筋肉の肉離れ(太もも・内もも)

急なダッシュやストップ動作で起こりやすいケガです。

・太ももの前(大腿四頭筋)
・内もも(内転筋)

に多く見られ、スポーツをしている方に多いのが特徴です。


■② 鼠径部痛(グロインペイン)

股関節周囲や足の付け根に痛みが出る状態です。

・キック動作
・方向転換
・走る動作

で痛みが出やすく、慢性化しやすいのが特徴です。
特にサッカー選手に多く見られます。


■③ 股関節のつまり・違和感

「動かすと詰まる感じがする」という症状です。

・股関節を深く曲げたときに痛い
・開脚しづらい
・可動域が狭い

といった状態が見られます。

筋肉の硬さや関節の動きの悪さが原因になることが多いです。


■④ 腸腰筋の炎症(股関節前面の痛み)

股関節の前側に痛みが出るトラブルです。

・長時間座った後に痛い
・足を上げると痛む

デスクワークや運動不足の方にも多く見られます。


■⑤ お尻の筋肉のトラブル(臀筋の硬さ・機能低下)

お尻の筋肉がうまく使えないことで、股関節に負担がかかります。

・歩くと違和感がある
・片側だけ疲れやすい

といった症状が出ることがあります。


■⑥ 股関節の可動域制限(硬さ)

股関節の動きが悪くなる状態です。

・開脚できない
・しゃがみにくい
・左右差がある

この状態が続くと、他のトラブルの原因にもなります。


なぜ股関節トラブルが起こるのか?

主な原因は以下の通りです。

・筋肉の柔軟性低下
・筋力不足(特にお尻・体幹)
・姿勢の崩れ
・体の使い方のクセ
・運動のしすぎ(オーバーユース)

これらが重なることで、股関節に負担が集中し、痛みや違和感が生じます。