足関節痛
足関節(足首)は、直立して生活する人間にとって、全体重を支えながら地面の凹凸に適応する**「唯一の接地面」**です。
歩く、走る、跳ぶといったあらゆる動作の起点となる場所ですが、その分、常に過酷な負担がかかっており、トラブルを放置すると体全体のバランスを崩す原因になります。
1. 足首は「小さな面積で巨体を支える」精密な構造
足首は、脛骨(すね)、腓骨(外くるぶし)、距骨(足の付け根の骨)が組み合わさってできています。
この関節の最大の特徴は、**「狭い面積で全体重の数倍の衝撃をコントロールしている」**ことです。一見頑丈そうに見えますが、複数の靭帯が綱引きのように引っ張り合うことでバランスを保っており、一度捻挫などで靭帯が緩むと、途端に関節のグラつき(不安定症)が生じてしまいます。

